日 本 物 理 学 会

「身近の科学 -- 楽しい物理実験室」

共催:日本物理学会、日本物理教育学会、国立科学博物館

(国立科学博物館の行事予定はこちら

第1回 「磁石と電流で遊ぼう」 2000年6月10日(土)
    講師: 山田修義 (電気通信大学)
磁石を動かすと、電流が発生し、逆に電流で磁石を動かす。私たちに身の回りには、磁石と電流に関係したものが沢山あります。磁石と電流のおもちゃで遊んでみませんか。最後に、超伝導体が磁石を浮かす実験をしてみましょう。


第2回 「光の屈折と分散を利用した立体視」 2000年7月8日(土)
    講師:小河原康夫(慶應義塾高校)
おふろやプールに入ると自分の足が短く見えるのは、光の屈折が原因です。実際には水面で曲がってきた光が、まっすぐに進んで来たと感じるのです。そこで、光は色によって曲がり方が違うことを利用すると、それぞれの光は違う場所から来たように見えます。光の性質を学び、このような立体視を体験してみましょう。

第3回 「鏡の不思議」 2000年9月9日(土)
    講師:兵頭俊夫 (東京大学)、井上 賢(駒場東邦高校)
鏡にものが映って見えるのはなぜなのだろう? 小さい鏡に遠くの大きな建物や山々は映るのに,自分の全身ははみ出して映せない。なぜだろう? 昼間は透明な窓ガラスが夜には鏡のようになるのはなぜだろう? 車のサイドミラーが凸面鏡なのは? 自転車に貼り付ける安全反射板や衛星放送の受信アンテナも鏡の原理を使っているってほんと? ものが浮かんで見える鏡や万華鏡で遊びながら,いろいろ考えよう。


第4回 「放射線を捕まえよう」 2000年11月25日(土)

    講師:北村俊樹(都立高島高校)
放射線て危険なイメージがありませんか。でもコンブや肥料など身の回りにも放射線を出すものがあるんです。まずこれらの放射線をガイガーカウンターを使って調べます。さらに簡単な素材で放射線検知器を作ってみましょう。



第5回 「身のまわりのセンサーを調べよう」 2001年1月27日(土)
    講師:田村博(放送大学)、那須崇夫(放送大学)
夕方になると街路灯が自動的に灯り、朝になると消えるのは、明るさを検知する光センサーの働きによるものです。そのほか、家庭内でも温度や圧力などを検知するセンサーがさまざまな目的に使われています。このように身近に利用されているいろいろなセンサーの働きを調べてみましょう。




場所は国立科学博物館新宿分館です。
時間はテーマによって異なりますが、始まりは午後1時30分または2時から、1時間半〜2時間です。
対象は中学生、高校生、定員は15〜20名を予定しております。
参加希望者が多い場合には抽選となります。

応募方法

(1) 氏名 (2) 性別年齢 (3) 住所 (4) 電話番号 (5) 学校名 (6) 学年を記入して、下記まで往復葉書でお申し込み下さい。

応募締切

それぞれ開催日の2週間前

参加決定

抽選の結果を往復葉書にて本人に通知します。

参加費用

1000円以内(教材費、保険料等)
※各回によって異なりますので、詳細は参加決定時にお知らせします。

あ て 先

〒 110-8718 東京都台東区上野公園 7 - 20
国立科学博物館教育部企画課内
「身近の科学 -- 楽しい物理実験室」係
TEL 03 (5814) 9875

問い合わせ先

伊東敏雄
〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1−5−1
電気通信大学
Tel 0424 (43) 5553
Fax 0424 (43) 5563