***自然の不思議***
「身近の科学 -- 楽しい物理実験室」

共催:日本物理学会、日本物理教育学会、国立科学博物館

(国立科学博物館の行事予定はこちら

第1回 「大気圧を感じよう」 2001年6月9日(土)
    講師: 石井登志夫(埼玉県立北本高校)
私たちは大気の中で暮らしています。そして大気の中の物はすべて、その大気にとても強い力で押されているのです。簡単な実験器具を作成し、その大気圧の強さを感じてみましょう。また、普段はどうしてその力を感じないのか、この力はどのようなところで役立っているのか、調べてみましょう。


第2回 「光で原子を調べよう」 2001年7月14日(土)
講師:箕曲在道(電気通信大学)
私たちのまわりには様々な色の光があります。白く見える光も実はいろいろな色の光の組み合わせです。人がそれぞれ異なった顔を持つように、原子もそれぞれ異なった色の光を出します。逆に原子の出した光をさぐると、そこにどんな原子があるかわかります。そこで、光をいろいろな色の成分に分ける(「分光する」といいます)道具を作り、いろいろな種類の原子のランプから出てくる光を見てみましょう。

第3回 「モーターのしくみを調べよう」 2001年9月8日(土)
    講師:高野奏(工学院大学)
扇風機、ドライヤ−、プリンターなどの身近な電気器具などの中にあるモ−タは、大きさも形も違うように見えますが、そのしくみは磁石(電磁石を含む)と鉄の吸引力、磁石と磁石の吸引力と反撥力、の2つに分けられます。モーターにかける電圧に直流と交流の違いがあってもこのことは同じです。いろいろなモータのしくみを実際に見てみましょう。


第4回 「電気と磁石の不思議な関係」 2001年12月8日(土)
    講師:小沢啓(筑波大附属高校)
ちょっといたずらして、マイクをイヤホンジャックに挿してみましょう。なんとマイクがスピーカーになります。その秘密は「電気と磁石の不思議な関係」にあります。電気と磁石の世界をマイクを手作りしながら探っていきましょう。


第5回 「物の形と強さの関係を調べてみよう」 2002年1月26日(土)

    講師:田村博(放送大学)、那須崇夫(放送大学)
1枚の紙はそのままでは簡単に折れ曲がってしまうが、かどを付けたり箱の形にすれば変形しにくくなる。紙製の筒や箱に荷重をかけていくとどのように変形し、どのくらいの荷重でつぶれてしまうだろうか。丈夫な構造材にするにはどうしたらよいだろうか。実験で調べてみましょう。


場所は国立科学博物館新宿分館です。
時間はテーマによって異なりますが、始まりは午後1時30分または2時から、1時間半〜2時間です。
対象は中学生、高校生、定員は15〜20名を予定しております。
参加希望者が多い場合には抽選となります。

応募方法

(1) 氏名 (2) 性別年齢 (3) 住所 (4) 電話番号 (5) 学校名 (6) 学年を記入して、下記まで往復葉書でお申し込み下さい。

応募締切

それぞれ開催日の2週間前

参加決定

抽選の結果を往復葉書にて本人に通知します。

参加費用

1000円以内(教材費、保険料等)
※各回によって異なりますので、詳細は参加決定時にお知らせします。

あ て 先

〒 110-8718 東京都台東区上野公園 7 - 20
国立科学博物館教育部企画課内
「身近の科学 -- 楽しい物理実験室」係
TEL 03 (5814) 9875

問い合わせ先

伊東敏雄
〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1−5−1
電気通信大学
Tel 0424 (43) 5553
Fax 0424 (43) 5563