2002年度「自然の不思議 −物理教室」
共催:日本物理学会、日本物理教育学会、国立科学博物館
(国立科学博物館の行事予定はこちら)
- 第1回 「振動の不思議:共振と共鳴」 2002年6月8日(土)
講師:高木康成(電通大)
- 私たちの周りには、注意深く見るといろいろな振動があります。時として、振動が急に大きくなることがあります。共振または共鳴が起こっているのです。この現象は、身の回りから原子の世界まで、たくさん見つけることができます。身近なもので共振、共鳴を起こしてみましょう。
- 第2回 「うず電流ってなんだろう?」 2002年7月13日(土)
- 講師:喜多 誠(慶應義塾高校)
- うず電流ってなんだろう? 鉄は磁石にくっつくが、銅やアルミニウムはつかない。しかし、この銅やアルミニウムの近くで強い磁石を動かすと、何か引力がはたらいている。この不思議を解明かしてくれるのが「うず電流」なのです。電磁調理器(IH調理器)でお湯がわくのもこれで説明されます。磁石でいろいろ実験してみましょう。
- 第3回 「紙飛行機を作って、飛行機の原理を知ろう」 2002年9月14日(土)
講師:高橋静昭(工学院大学)
- 紙を切り抜いて、立体的な紙飛行機を作ります。作っても直ぐには飛びません。重りを調節したり、工夫する必要があります。飛行機のそれぞれの部分の役目が分からないと調節方法が分かりません。一緒に飛ばしながら勉強しましょう。
- 第4回 「浮沈子のなぞ」 2002年10月26日(土)
講師:吉野益弘(芝浦工大)
- 「浮沈子」とは水の入った容器の中に入れた小さな浮きを自由自在に操って浮かび上がらせたり、沈めたりすることが出来る玩具の一種です。ここでは身近な材料を使ってこの浮沈子を作り、そのなぞを探ることにしましよう。
第5回 「丸い虹を作ろう」 2002年12月14日(土)
講師:小野啓一(都立駒場高校)
- 自然界にある光の現象で、昔から注目を集めているものに、虹があります。雨上がりに現れる大きな弓なりの7色の橋には感動させられます。この現象を解明し、実験室で丸い虹を作ってみましょう。
場所は国立科学博物館新宿分館です。
時間はテーマによって異なりますが、始まりは午後1時30分または2時から、1時間半〜2時間です。
対象は中学生、高校生、定員は15〜20名を予定しております。
参加希望者が多い場合には抽選となります。
応募方法
(1)参加希望行事の月、日、名称 (2) 参加者(保護者も)の氏名 (3) 住所(返信用にも) (4) 電話番号 (5) 年令 (6) 学年または職業 (7)友の会会員の方は会員番号 を記入して、下記まで往復葉書でお申し込み下さい。
応募締切
それぞれ開催日の2週間前
参加決定
抽選の結果を往復葉書にて本人に通知します。
参加費用
1000円以内(教材費、保険料等)
※各回によって異なりますので、詳細は参加決定時にお知らせします。あ て 先
〒 110-8718 東京都台東区上野公園 7 - 20
国立科学博物館教育部企画課
TEL 03 (5814) 9875問い合わせ先
〒105-0011 東京都港区芝公園3-5-8
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社団法人 日本物理学会
「自然の不思議 −物理教室」係
Tel 03 (3434) 2671
Fax 03 (3434) 2689