2003年度「自然の不思議 −物理教室」

共催:日本物理学会、日本物理教育学会、国立科学博物館

(国立科学博物館の行事予定はこちら

第1回 「ガイガー管を作って身のまわりの放射線を見つけよう」 2003年6月7日(土)
    講師:三門正吾(千葉県立柏高校)
紙筒と空気清浄用の小型高圧電源を利用して、ガイガー型の放射線検出器を作ります。それを用いて、カリ肥料、レンガ、鉱物標本、空気中の塵など、身のまわりの放射線を検出してみましょう。

第2回 「電気とロボット(移動型)の仕組みについて」 2003年7月5日(土)
講師:横山修一(工学院大学)
機械の歯車などの仕掛けは目に見えるけれど、電気で動くモータはなぜ動くのか、その仕掛けは目に見えない。ロボットの動く仕掛けは機械の歯車とそれを動かすモータからできている。モータはなぜ電気を通すと動くのでしょうか。その正体をつきとめみたい。磁石とコイルがその正体です。動く仕掛けを実際に作製して電気の面白さを感じてみよう。

第3回 「手軽につくる無重量空間」 2003年9月6日(土)
    講師:森雄兒(都立昭和高校)
スペースシャトルで宇宙に行くと重さがなくなる不思議な現象がおきる。実験教室ではそれと同じ無重量状態をつくり、みんなで体験してみよう。そして重さのない不思議な状態の意味を考えてみよう。

第4回 「電池をためす」 2003年11月15日(土)
    講師:田村博、那須崇夫(放送大学)
電池の使用上の注意に「ショートしてはいけない」と書かれていますが、ショートして危険のない電池もあります。しかし、どんな電池でもいきなりショートしてはいけません。まず、電池の電極間を抵抗で結んで電流を測り、どんな抵抗でも異常が起こらないか調べ、ショートしても安全かどうか確かめながら実験を進めなければなりません。電池を直列や並列につないだ場合についても実験してみましょう。この実験で電圧、電流、抵抗などの電気の基礎についても学びます。

第5回 「偏光の不思議」 2003年12月13日(土)

    講師:伊東敏雄(電気通信大学)
光の特性のひとつに「偏光」があります。偏光はいろいろなところに使われています。見たところは灰色のシートの「偏光フィルター」を使って身のまわりの偏光を見つけみましょう。2枚の偏光フィルターとセロファンなどの透明シートを組み合わせて、さまざまに変化する偏光アートを作って楽しみましょう。



場所は国立科学博物館新宿分館です。
時間はテーマによって異なりますが、始まりは午後1時30分または2時から、1時間半〜2時間です。
対象は中学生、高校生、定員は15〜20名を予定しております。
参加希望者が多い場合には抽選となります。


申し込み方法は次の通りです。名称は「自然の不思議−物理教室」です。


 往復はがきの場合
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   往復はがきに必須事項と返信用に宛先をご記入の上、下記までお申込みください。

   ■申込み先
   〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20 国立科学博物館教育部企画課 
   
   ■必須事項
   1.参加希望行事の月、日、名称
   2.参加者の氏名(フリガナも)
   3.住所
   4.電話番号
   5.年齢
   6.学年または職業
   7.友の会会員の方は会員番号
   
   *申込み多数の際は、抽選で決定致します。
   *1つの事業には、1通のはがきでお申込み下さい。
   *家族またはグループで参加希望の際は、参加者全員の氏名、年齢をお書き下さい。


 E-Mailの場合

    メールに必須事項をご記入の上、下記までお申込みください。

   ■申込み先
   lecture@kahaku.go.jp 
   
   ■必須事項
   1.参加希望のE-Mail対応指定行事の月、日、名称
   2.参加者の氏名(フリガナも)
   3.住所
   4.電話番号
   5.年齢
   6.学年または職業
   7.E-Mailアドレス
   8.友の会会員の方は会員番号
   
   *申込み多数の際は、抽選で決定致します。
   *1つの事業には、1通のメールでお申込み下さい。
   *家族またはグループで参加希望の際は、参加者全員の氏名、年齢をお書き下さい。


■お問い合わせはこちらまで

   国立科学博物館教育部企画課 03−5814−9875