2005年度「自然の不思議 −物理教室」
共催:日本物理学会、日本物理教育学会、国立科学博物館
(国立科学博物館の行事予定はこちら)
会場
第1回 6月4日 (土)飯田 明由 先生 (工学院大学)
「風に向かって走るウィンドカーを作ろう.」- 第2回 7月2日 (土) 滝川 洋二 先生 (ガリレオ工房,国際基督教大学高校)
地球環境にやさしいといわれる風車は風の力で羽根を回して,その力で電気を作ります.今回は,風の力をうまく利用して走るウィンドカーを作ります.ウィンドカーの周りの流れを観察し,風の動きについて勉強しましょう.製作したウィンドカーで競争しますので,風の力をうまく使う工夫を考えて見ましょう.
「小中学生のためのアインシュタイン入門」今年はアインシュタインが三つの画期的な理論を発表してちょうど100年目にあたり,世界物理年と呼ばれています100年前にアインシュタインが言い出したことが現在どんな事柄に使われているか確かめてみましょう. 実験は,ブラウン運動を調べる,と光電効果を確かめ半導体を使った工作等を行います.
第3回10月8日 (土) 有山正孝 先生 (電気通信大学名誉教授)
「電池のいらないラジオを作ろう」ラジオはどのような仕組みで聞こえるのでしょうか.ダイオード、ポリバリコンと自分で巻いたループアンテナで、電池も使わずにイヤホンでAM放送を聴けるラジオを組み立ててみましょう。アンテナを回せば電波の来る方向を知ることもできます。
第4回11月5日 (土) 小沢 啓先生 (筑波大学附属高等学校)
「光と色のヒミツ」CDの表面は色づいて見えます。でもその色に塗ってあるわけではありません。CD の表面には、光をいろいろな色に分けるヒミツがあるのです。その性質を使って、身近な光を様々な色の成分に分ける道具(分光器)を作りましょう。そして、いろいろな種類のランプを見てみましょう。光はどのように出てくるのか、どんな原子が光を出すのか、ミクロな世界を探りましょう。
第5回12月3日 (土) 北村 俊樹 先生(都立青山高校)
「楽器はどうして鳴るのか調べてみよう.」音はどうして鳴るのでしょうか。リコーダー(管楽器)やギター(弦楽器)、ドラム(打楽器)、シンセサイザー(電子楽器)などで音が鳴る原理を、実験を通して調べていきましょう。また、簡単な楽器を作ってみましょう。
国立科学博物館上野本館-新館
申込
- 参加希望講座の名称・日時
- 氏名(ふりがな)
- 学年(職業)
- 住所
- 電話番号
を往復ハガキに記入して下記の宛先までお送りください。
(各講座ごとに受付。応募者多数の場合抽選。)
〒110-8718 台東区上野公園7-20
国立科学博物館 学習推進部学習企画課
TEL:03-5814-9875
参加費
保険料として50円