社団法人 日本物理学会2000年度公開講座
「量子って何? −プランク100年ー」
内 容
- 期 日
- 2000年11月11日(土) 10:00〜17:00
- 会 場
- 学習院大学100周年記念館小講堂(東京都豊島区目白1-5-1)
- 会場への交通
- JR山の手線 「目白」駅下車 徒歩約4分
- 対 象
- 高校生/大学生/中学・高校の理科の先生/そのほか一般社会人
- 参 加 費
- 無料
- 定 員
- 180名(先着順)
- プログラム
10:00〜10:10 開会の挨拶 鈴木増雄(日本物理学会会長:9月から) 10:10〜11:00 量子 100年の世界像 江澤 洋(学習院大学理学部) 11:10〜12:00 量子の考えを探りあてたプランク 高田誠二(久米美術館) 昼休み (展示および演示実験あり) 14:00〜14:50 温度を光で測る 鶴田匡夫((株)ニコン) 15:00〜15:50 正確に時を刻む原子 清水忠雄(山口東京理科大学) 16:00〜17:00 質疑応答 2000年は、M.プランクが1900年に量子の考え方を導入することにより黒体輻射スペクトルの説明に成功してから、ちょうど100年目にあたります。量子の考え方は、その後の量子力学の形成につながり、その発展の成果が20世紀の自然科学、技術さらには広く社会生活や文化の発展につながりました。私たちの日常生活になじみ深いCD・MDや携帯電話・PHSを支える基礎技術も、量子力学の発展の産物といえます。申込方法
この講演会では、量子論的な考え方の最初のきっかけとなった1900年の晩秋のプランクの思考の跡をたどり、「量子」とはそもそも何なのか、また(精密な原子時計などの例を通じて)量子の性質が現代の私たちの生活にどのようにかかわっているかなどを、分かりやすく解説します。ファックス、はがき、または電子メールで氏名、年齢、自宅住所、自宅電話番号、自宅ファックス番号、学校名・学年または職業、および本講演会を何で知ったかを明記のうえ、下記申込先までお申し込み下さい。申込・問合せ先
日本物理学会事務局(分室) 公開講座係 105-0011 東京都港区芝公園3-5-22 機械振興会館別館201号室 FAX 03-3434-2689 TEL 03-3434-2674 電子メール shomu@jps.or.jp 主 催 (社)日本物理学会 世話人 江澤 洋(学習院大理) 波田野彰(帝京平成大) 兵頭俊夫(東大総合文化) 後 援 東京都教育委員会、神奈川県教育委員会、埼玉県教育委員会、千葉県教育委員会 **平成12年度文部省科学研究費補助金 研究成果公開促進費研究成果公開発表(B)による**