JPSJ 2013年1月号の注目論文
量子ドットが駆動するフォノンレーザー
慶應義塾大学とベルリン工科大学の研究グループは、半導体基板上に作成された二重量子ドットによって駆動されるフォノンレーザーを理論的に提案した。この成果はレーザーという光学現象が半導体の格子振動という新たな舞台で実現することを示すものであり、レーザー物理学はもとより、量子情報通信やナノメカニクスへの応用が期待される。
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原論文は以下よりご覧いただけます
Optical Phonon Lasing in Semiconductor Double Quantum Dots
Rin Okuyama, Mikio Eto, and Tobias Brandes: J. Phys. Soc. Jpn. 82 (2013) 013704