PTEP招待論文・特集論文

PTEP 2014年6月号の特集論文

CMB Cosmology (宇宙背景放射 宇宙論)

  宇宙背景放射 Cosmic Microwave Background (CMB) は 1965年に A. A. Penzias と R. W. Wilson によって発見された. 1990年代の NASA の COBE 衛星による CMB のエネルギースペクトルの精密測定と温度の非等方性の発見は, CMB が宇宙の構造形成や進化を探る強力な手段となる可能性を提示した. この可能性を現実のものとしたのが NASAに よる Wilkinson Microwave Anisotropy Probe (WMAP) 観測実験である. WMAP 衛星観測は 2012年に完了したが,CMB の温度非等方性の精密な測定により,宇宙模型の多くの基本パラメータを高精度で決定すると共に, 宇宙の平坦性の高精度での検証,宇宙初期ゆらぎスペクトルの決定などを通して, ビッグバン宇宙の誕生のメカニズムを観測的に探る可能性を切り開いた.本特集は,この観点から, 素粒子論から天文学にわたる CMB 宇宙論のすべての基本事項とその最新の状況を 12編のレビュー論文にまとめたものである.


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原論文は以下よりご覧いただけます
Special Section: CMB Cosmology
Prog. Theor. Exp. Phys. 2014 Issue 6 (June, 2014)



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