JPSJ注目論文

JPSJ 2020年4月号の注目論文: 強相関電子系における普遍的な非線形伝導現象

強相関電子系における普遍的な非線形伝導現象

早稲田大学理工学術院の研究チームは、様々な遷移金属酸化物において、10-5秒程度のパルス電場でも普遍的に非線形伝導が観測されることを明らかにした。さらに、非線形伝導が見出されるしきい電流密度と電気抵抗率の絶対値の間に、反比例の関係が成り立つことも明らかにした。これは、これまでに観測されてきた強相関電子系における非線形伝導の前駆現象に対応すると考えられる。

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原論文は以下からご覧いただけます。
Nonlinear Behavior in the Electrical Resistance of Strongly Correlated Insulators
Takuro Katsufuji, Hiroaki Ikeda, Misa Ashizawa, Michiyo Oike, and Tomomasa Kajita, J. Phys. Soc. Jpn. 89, 044702 (2020).