JPSJ注目論文

JPSJ 2024年12月号の注目論文:格子振動の角運動量に起因するスピン間相互作用

原子の回転運動はカイラルフォノンと呼ばれている。カイラルフォノンに媒介されたスピン間相互作用の存在が理論的に研究され、この相互作用は2つのスピン間の距離に対して冪的に減衰することが明らかにされた。この相互作用は、磁性絶縁体におけるスピン間相互作用の支配的なメカニズムになりうる。

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原論文は以下からご覧いただけます
Spin-Spin Interaction Mediated by Chiral Phonons
Takehito Yokoyama
J. Phys. Soc. Jpn. 93, 123705 (2024)