2017年度 自然の不思議-物理教室
「自然の不思議-物理教室」は、様々な実験を通して楽しみながら物理現象を学ぶことができる、小学生高学年・中学生向けの体験型実験教室です。
毎回、専門の講師を招き、物理現象や実験を丁寧に解説いただきます。
国立科学博物館(東京・上野)の実験室にて、年に複数回開催しています。
2017年度の開催日程・講座名は次のとおりです。(各回定員20名)
第1回 6月3日(土) 第2回 6月17日(土) 第3回 7月9日(日) 第4回 7月22日(土) 第5回 8月19日(土) 第6回 8月26日(土) |
「星までの距離」 「アーチ構造を作って!乗って?みよう」 「スペクトロスコープを作ろう!」 「磁石の不思議を探る」 「音を光で伝えよう」 「霧箱を作って、放射線を見てみよう」 |
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ご参加ご希望の方は、国立科学博物館のWEBページ内イベントカレンダーをご覧ください。
※イベントカレンダー上で、物理教室が開催される日程をクリックされますと、物理教室の詳細情報・お申込方法がご覧いただけます。
お問合せ先:国立科学博物館 学習企画・調整課 TEL:03-5814-9888
教室のようす |
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奥野 剛史 先生(国立大学法人 電気通信大学)
半導体を使った工作で、音の情報を光にのせて伝えられることを体感しました。
コンピューターやスマホなどの電気製品をうごかす半導体が「石っころ」と同じ原料からできていて、電気を通したり通さなかったりする性質を利用しているという説明がありました。
メロディーICと発光ダイオードを使った光情報発信器と、ソーラーセルを使った光情報検出器を、ひとりひとり作って、音の情報が光にのって伝わることを確かめました。
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第4回 7月22日(土) 「磁石の不思議を探る」香取 浩子 先生(国立大学法人 東京農工大学)
磁石の種類を質問を交えながら説明をいただき、盛りだくさんの実験を体感できました。
磁石の重さの確認を参加者が集まって体感しました。
容器の磁性流体を下にある磁石に近づけると針状の突起になることを
参加者が一人づつ確かめました。
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第3回 7月9日(日) 「スペクトロスコープを作ろう!」勝田 仁之 先生(中央大学附属中学・高等学校)
身近にあるCDと空き缶を使って色のしくみを体感しました。
スペクトロスコープを作っている様子です。
赤、緑、青、黄色のLEDで、虹ができているか確認をしました。
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第2回 6月17日(土) 「アーチ構造を作って!乗って?みよう」
??車田 浩道 先生(私立三浦学苑高等学校)
発砲ウレタンでアーチを作り、アーチ構造は重さを分散することを体感しました。
車田先生よりアーチについて説明がされました。
参加者が作ったアーチに乗ってみました。
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第1回 6月3日(土) 「星までの距離」矢野 太平 先生(国立天文台)
太陽や月などの身近な天体と日常生活との関係を知り、夜空に見える星たちまでの距離を考え、立体星図を工作して宇宙の拡がりを体感しました。
さまざまな星までの地球からの距離について、クイズをまじえて説明がありました。
北斗七星の立体星図を工作し、7つの星の位置関係と地球からの見え方を体感しました。