カナダ物理学会との相互協力協定の締結
公開日:2018年10月19日
2018年10月9日に、日本物理学会とカナダ物理学会(Canadian Association of Physicists;CAP)との間に相互協力協定(Reciprocal Agreement)が結ばれました。締結の署名式は、オタワの日本大使館において石兼大使同席の下、日本物理学会 川村光会長とCAPのBruceGaulin 会長(President)との間で取り交わされました。
今回の相互協力協定締結はCAP理事会の国際協力担当理事になられたRituparna Kanungo教授からの呼び掛けで実現しました。この協定により、本学会会員がカナダ物理学会の大会(congress)にCAP会員と同等の参加登録費で参加・講演が可能となること、CAPが発行するPhysics in Canadaの購読がカナダ内のCAPとの提携学会価格で可能となることと、カナダ物理学会員に日本物理学会側に同様な権利が与えられました。
締結式直後には日本大使館、カナダ外務省、及びNatural Sciences and Engineering Research Council(NSERC) の担当者等も交えたRound Table Discussionが行われ、今後の両国での協力関係について活発な議論が行われました。
日本物理学会は、同様の協定をオーストラリア物理学会(AIP)、アメリカ物理学会(APS)、ヨーロッパ物理学会(EPS)、韓国物理学会(KPS)、ドイツ物理学会(DPG)、メキシコ物理学会(MPS)、イギリス物理学会(IOP)、中華民国物理学会(PSROC)、香港物理学会(PSHK)、ポーランド物理学会(PPS)、フランス物理学会(FPS)の11カ国と結んでおり、今回で12カ国目となります。